第2場
宮中神殿。イドレーノのアリア。セミラーミデはひそかにアルサーチェを想う心を歌う。合唱付きカヴァティーナ。アルサーチェはセミラーミデへの忠誠を誓うが、セミラーミデは自分への愛と取り違える。アルサーチェもセミラーミデにより、アゼーマとの愛が許されたと誤解する。
第3場
玉座のある広間。行進曲で人々が登場。新国王の誕生を待っている。セミラーミデは新国王は私の夫となるといい、アルサーチェの名前を告げる。アルサーチェは驚き、アッスールは怒る。結婚式を始めようとするが、雷鳴がとどろきニーノの亡霊が現れ、アルサーチェが国を治める前に罪が贖われなければならないという。一同恐れおののく。
つづく
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