【基礎データ】
眠れる森の美女
作品66
Spiascaia Krasavica
The Sleeping Beauty
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
Peter Ilyich Tchaikovsky(露1840-1893)
台本:マリウス・プティパ
Marius Petipa(マリインスキー劇場主席振付師、バレエダンサー、台本作家)
イワン・フセヴォロシスキー
Ivan Vsevolozhksy(マリインスキー劇場支配人)
原作:シャルル・ペローのおとぎ話「眠れる森の美女 La Belle au bois dormant(仏語)」
Charles Perrault
初演:1890年1月15日
マリインスキー劇場
Mariinsky Theatre(サンクトペテルブルク)
演奏時間:約178分(3',33',40',50',52')
楽器編成:2Fl,Pic,2Ob,EH,2Cl,2Fg/4Hr,2Tp,2Crt,3Tb,Tub/Tim,4perc(Trgl,Tambn,Glock,SD,TT,Cym,BD)/Hp,Pf/Str
概説:チャイコフスキー三大バレエ(白鳥の湖・眠れる森の美女・くるみ割り人形)のひとつ。当時マリインスキー劇場支配人であった、イワン・フセヴォロシスキーからの依頼で作曲に取りかかったチャイコフスキーだったが、作曲者自身台本を痛く気に入り、大乗り気での作業だった。彼のバレエ作品の中で最も上演時間が長く、原形に忠実に上演すれば4時間にもなる。初演での大成功とはいかなかったが、その後の様々な改訂版により発展を遂げ、次第に注目されるようになった。しかし今日に至るまで原形と極端に違った演出をされることは無く、最終的にこの作品はバレエ史に確固たる地位を確立するまでとなった。
by Ikumi
最終更新:2008年12月18日

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