時所:ヘンリー5世統治の時代(1413-1432)イギリス,ウィンザーの町
ウィンザーの陽気な女房たち
あらすじ-第1幕
フルート氏とライヒ氏両家の間にある中庭。フルート夫人とライヒ夫人は好色のファルスタッフ卿から、呆れたことに全く同一の恋文をもらっていた。二人はファルスタッフをこらしめるための相談に部屋に入る。一方フェントンはライヒ氏に、彼の娘アンナと結婚の許しを求めるが、貧乏な青年はだめとにべもなく断られる。フルート夫人たちの計画は、ファルスタッフをこらしめると同時に、フルート氏のやきもちにお灸を据えることだった。フルート夫人の甘い返事に呼び寄せられたファルスタッフが登場。そこへ打ち合わせ通りライヒ夫人がやってきてフルート氏が帰ってくると知らせる。急ぎファルスタッフを洗濯籠の中に隠し、汚れた洗濯物をかぶせ、召使いに川に捨てさせる。やきもちやきのフルート氏が飛び込んできたが何も見つかるはずがない。フルート夫人は泣いて身の潔白を訴える。
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