No.23
1973.1.4. 昭和48年新年互礼会 10am 本部会議室(会費400円)佐々木・武田出席 臼淵学長より”静かな環境で教育・研究と物心両面に充実したい”と新年の挨拶あり
1.6. 教室新年会 大鰐温泉あじゃら荘 (出席者佐々木、武田、福士、竹森、仁平、柴垣、小山内、工藤(由)、羽賀、高松、小野、和泉、一戸、山田、成田、他飯詰と山形の女性2人、スト−ブを囲んでの歌あり 雪少なし
1.10. 小野助教授(2外)菊池寛先生(三沢市)の紹介で韓国順天郷病院の南沢昇先生来室 内地留学の件で相談にみえる
1.13. 2月2日NHK第一放送の”健康百話”「高血圧風土記」(佐々木)収録の為篠崎かよ女史(NHK科学産業部)来室 弘前スタジオで録音
1.14-15 連休 快晴 雪少なし
1.16. 工藤房子さんアルバイトとして来室(4日間)
1.17. 脳神経外科診療開始
1.20. 津川武一著「苦悶の文学者」出版記念会 ニュ−ヒロ 会費2000円 佐々木・武田出席 教授祝辞をのべる 津川氏曰く「議員とはよいものでこんな作品でも出版してくれる」
1.20. 脳神経外科開講記念講演会 医学部大講義室 石原明(横浜市立大)「日本現存最古の医書と津軽藩医」 終了後弘仁会食堂で記念パ−テイ
1.22. 青森県環境保健部職員研究発表会 青森市火災共済会館 第1分科会に佐々木・武田 第2分科会に山本・臼谷・福士教授出席して意見を述べる 終了後公害センタ−細川・和泉両氏と佐々木・臼谷・福士と芝楽で会食 話題「公害センタ−の方が立派な器械があること これから考える時間をもちたいこと バナジウムの先取りをしたいこと いわゆる公害についての哲学等々」
1.28. 医師会講習会 岩淵隆教授「脳神経外科の立場からみた脳血管障害」他3題あり 弘前市医師会館
1.31. りんご料理研究大会 弘前市駅前りんご連合会ホ−ル 「りんごよもやま話」りんご試験所長福島住雄 「りんごと健康」佐々木直亮 りんご料理コンク−ル審査委員長東北女子短大今村敏学長の講評 入賞者実演あり 約500名の会場にあふれる位の参加者あり
合同抄讀会 蓮沼「地域住民の健康管理についての試み」 臼谷・西山「最近話題になったV2O5中毒」
2.1 衛生学2年口答試問始まる
2.2. NHK第1健康百話「高血圧風土記」佐々木直亮放送あり
2.7. 環境庁委託青森市における大気汚染に関する呼吸器疾患有症率の集計はじまる
2.8. 養教養成所研究発表会 50cm以上の大雪
2.9. 青森県地区衛生組織連合会主催県内地区衛生組織指導者研修会 青森市火災共済会館ホ−ル 講演「地域の健康を築くために 青森県における住民活動の意義と役割」佐々木直亮 話し合い研究「近隣社会の健康問題をこのようにして掘り起こした」助言佐々木直亮
2.10. 医学部ボ−リング大会 弘前Kボ−ル(カネ長)で開かれ 佐々木・竹森・小山内出場
2.12. 水曜会(新カリキュラムについて)
2.13. 病院長予備選挙 粟田口・品川・東野(五十音順)選ばれる
2.14. 弘前市医師会ボ−リング大会(佐々木・小野出場)
2.16. 第8回派遣駐在町村保健活動研究会 青森県火災共済会館ホ−ル 助言者として佐々木教授・青山国保連事務局長
2.17. 昭和47年度厚生省特別研究「循環器障害の成因と予防に関する基本的問題」第2回班会議 東大赤門学士会館 佐々木出席 臨床・疫学の各個研究を中心に話し合い行われる
2.18 あたたかい雨
2.21. 病院長粟田口教授 薬理学教授として石見助教授えらばれる 教授会のあと下山(兵庫医大内科教授へ)白岩(福島医大泌尿器科教授へ)両助教授を送るビ−ルで歓送あり
2.22. 青森市呼吸器症状有症率集計報告書作成終わる
2.24. 日本衛生学会幹事会 京都市芝蘭会館 新幹事長として京大藤原教授内定 新旧幹事合同スキヤキ懇親会あり 佐々木出席
寒波襲来
2.25. 第9回脳のシンポジウム 福岡市電気ビル本館地下2階8号大会議室 5脳血管性障害 司会勝木司馬之助名誉教授 疫学の指定討論として佐々木教授発言
2.28. 弘前医学編集委員長角田教授から檜山教授へ
学務委員会主催新カリキュラム時間割各科合同検討会
3.2. 合同抄讀会 木村恒「進行性筋萎縮症」 竹森「Sodium Ion Content, Clin Sci 40,293,1971」 .
3.7. 3.16.日付南沢昇(Nam Taik Sung)先生研究生として入学許可(教授会)佐藤順規(よしのり)先生研究生として入学願(4.1.日付)出る
3.11-16. 第15回東医体冬季スキ−部門(野沢温泉)へ佐々木教授出張 成績スキ−総合3位 リレ−2位
3.15. 卒業式 謝恩会あり
3.17. 青森県公害審査会 三厩村漁業協同組合会議室にて 終了後青函トンネル工事現場および掘さく排水状況視察 大学から石崎・佐々木(信介)佐々木参加
3.22 仁平將先生国立公衆衛生院医学専攻科の課程を終了して帰学
3.23. 弘大入試はじまる 全学4.4倍、医学部10.6倍、欠席率2.68%
3.25. 弘前国立病院長中村豊弥先生勇退慰労感謝の会 商工会議所4階ホ−ルで開かれる 話題多し(略)
3.24. 合同抄讀会 福士「弘前市の温度分布」 佐藤郁雄「国体選手の栄養対策」 南先生初参加 韓国の話題出る
3.28. 木村スサ公衆衛生課主任主査挨拶にみえる
3.30. 医学部入学者発表 青森県内出身者減少
3.31. 小山内さん工藤さん年度年末休み 柴垣さん八甲田スキ−行き
No.24
1973.4.1. 人事異動発令多し 成田尹さん人文学部会計へ
4.10. 新築の本部会議室にて評議員会あり
学2講義はじまる(武田)
4.11. 学1に医進が進学してこないので当分休講
4.13. 計算機センタ−見学(南先生・佐々木・仁平・福士)
岩木山神社へ教授の新車(カロ−ラ・ク−ペ)でドライブする 快晴 南先生のおみくじ(学問 安心して勉強しなさい)
4.15. 十和田北線・西線開通
4.16. 入学式
角田幸吉国立弘前病院長挨拶にみえる
教授会石見教授初出席 終了後かっぽう中三で角田名誉教授・石見新教授・大内前病院・粟田口新院長の歓送懇談会あり めずらしく記念写真とる
4.25. 教養部医進2年試験実施見込み その後の医学部への受け入れについて学務・評議員の小委員会開かれる
4.26. 合同抄讀会 佐藤光毅「Fat free mass」 仁平「自治医科大学を見学して」
衛生学教室南先生・佐藤順規先生歓迎お花見(稲穂にて)会費2500円 17名出席 話題:ロング、アリラン、5丁目、トラジ、白丁、ペチヤン、エタ、カルビ
4.27. 交通ゼネスト
4.28. 鵬桜会総会 懇親会は中華レストラントベヤで行われる
4.30. はじめての代休(4.29.天皇誕生日)
5.4. 定山渓青らん荘にて十一会教授会(世話人佐々木)開催 鈴木(夫妻)・永田・有園・北原・加美山・館・臼谷・北・村江・喜多村・前田・辻・福井・戸田・奥田・松井・村山・武田・佐々木 長崎より中村正教授特別参加 定鉄バススト中のため不便する 残雪あるも天気よし 大広間の会のあと部屋で酒のめず食堂で10時15分まで そのあと夜おそくまで情報交換
5.5. 第43回日本衛生学会総会(会長金光教授) 札幌市医師会館にて幹事会、評議員会、教育協議会(議題:医師国家試験をめぐって)
5.6. 学会第1日目 発表「日本における食塩の栄養所要量についての再検討」佐々木 「頭髪中のNa,K含量 洗浄方法と汚染の機構についての検討」竹森 カドミウム関係の演題多し 懇親会は北大衛生の世話でサッポロビ−ル園でジンギスカン 200名以上の盛会 終了後駅までのバスの中で北教授のマイク”遺言”あり
5.7. 第2日目 午後総会後記念撮影 ストロボ4回失敗し再度とり直す 札幌での話題:南先生の参加、地下街、北大構内での記念撮影、初夏を思わせる上天気、ゴ−ルデンウイ−クをよそにスポンサ−なしの真面目な会であった 留守の女子連は4日連休
5.8. 学1の講義はじまる 医進よりの聴講生で満席
5.11. 尾上町小野・奈良・高橋保健婦調査について相談にみえる
5.12. 昭和48年夏期保健活動中央打合会 青森市共済会館 八戸市ほか8町村参加 佐々木教授出席
5.13. 第54回弘前医学会総会 五所川原鶴又ビル4階ホ−ル 吉田豊助教授「白血病の臨床」 岩淵隆教授「脳卒中の外科」の特別講演あり 臼谷教授らの「バナジウム中毒」の報告あり
5.14. 仮称「日本脳卒中学会」についての学内打合会(梅原教授召集)
5.17. 佐々木教授・南先生 日本海で出発
5.18. 愛知県総合保健センタ−見学(佐々木・南)
日循協理事会 京都国際ホテル愛宕の間
5.19. 第8回日循協総会 会長原亨教授 京都ホテル 主題「循環器・関連疾患におけるクリニコ・エコロジカル・アプロ−チ」(佐々木・杉田・南出席) 佐々木教授シンポジウム「高血圧・その対策と将来への展望」を司会をする
5.22. 日本医学文化保存会第1回理事・評議員会 銀座東急ホテル(佐々木評議員出 席)
5.28. 弘前医学会主催解剖体慰霊祭
5.29 合同抄讀会 武田「Health Education」 川岸「東南アジヤの旅8ミリ」
6.2. 教室にカラ−テレビ入る
6.7. 下北医療センタ−蓬田氏大関助役来室
6.10. 鳴海研究所清明会創業80周年記念式典 野津謙先生胸像除幕式 弘前女子厚生学院で行われる 雲ひとつない快晴 佐々木・武田・臼谷教授・小野先生出席 結婚式なみの祝宴あり 話題:「医は誠なり」鳴海康仲先生の母の言葉 「創業百年で元気でおられ招待してもらいたい」竹内代議士 「こてさきはきかぬが これと信じたらやる人が津軽にはいる 津軽より21世紀をリ−ドする新しい思想がうまれんことを」野津先生 「ひっぱり出されて一寸挨拶を」斉藤厚生大臣
衛生学開講25年記念誌の康仲先生の記事に追加の資料がつけられて配布された
6.11. 県成人病予防理事・評議員会 青森ホテル
6.13. 第6回全国保健衛生大会(札幌)で小野淳信先生公衆衛生事業功労者として日本公衆衛生協会賞を受賞
6.14,. 柴田学園創立50周年記念式典 市民会館 祝賀会 市民体育館 柴田やす女史の辞世の句「汲む酒を味ふたびに思ふかな人のなさけのかくやおほけき」 今村敏女史「わが本分に忠実でありたい」
6.15. 日本学術会議越智会長・山形7部長一行来弘 会員との話あり 公開講演会行われる
大間町議長来室
6.16. 南先生夫妻教授夫妻十和田へドライブ
6.18. 学友会主催新入生歓迎会
6.19. 合同抄讀会 和泉「八戸地区におけるイオウ酸化物濃度の解析」 西山「Pesticides」
6.22. 農山漁村健康調査(五所川原市 昭48)についての打ち合わせ(五所川原保健所、秋山課長他、高松所長他、佐藤五所川原厚生年金課長、佐々木、西山、竹森、仁平)
住友生命平井勉医務部長来室 小野先生・教授とグリルマツダで会食
6.27.評議会の席上武田壌寿教授を養護養成所長として手続き(7.1日付)中であると報告あり
6.27. 蓮沼先生大間町立病院より衛生学助教授として割愛の手続きをとる件教授会で承認(7.1.日付発令予定)
6.30. 大館病院(泉病院長兼)招待懇親ゴルフ 教授NET70で優勝
No.25
1973.7.1. 武田壌寿教授養護養成所長発令
7.2. 鵬桜会報新編集委員(鳴海裕行・小原利之両先生)の会合に呼ばれる(佐々木 要にて)
7.3. 日本短波放送(7.21.放送)の(高血圧診療の実際シリ−ズ3回目「高血圧と遺伝」佐々木) RAB弘前放送局で録音
7.5. X線マイクロアナライザ−(日本電子SUM3-SDS)により毛髪のNaのついての面・線分布の写真がとれた(竹森)
三橋時雄氏(県教育庁保健体育課学校給食係長)8.29日青森市で開催される昭和48年度東日本学校給食研究集会における特別講演(佐々木)の依頼のため来室
7.11. 五所川原保健所予防課長大室浩氏調査打ち合わせのため来室
7.12. 第22回東北公衆衛生学会(世話人柚木環境保健部長) 青森市火災共済会館6階ホ−ル 発表「青森県のアブ類(第2報)」福士、他 「生活諸条件と脳卒中死亡、とくに暖房・酒・たばこ」佐々木 他に「青森県旧安部城鉱山周辺地域における住民検診成績」臼谷、他 「八戸地区におけるイオウ酸化物濃度の解析」和泉、他 特別講演「自然のシステムと人工のシステム」東大小泉明教授 座長佐々木直亮終了後懇親会あり
6時から八甲荘にて「みちのく会」 小泉明、高橋英次、渡辺孝男、金子勇(東北大衛生)、鈴木継美、松山恒明、柏崎浩、宍戸幸子(東北大公衛)、辻義人、木根淵英雄、山内徹(福島公衛)、鈴木秀吉(福島衛生)、角田文男(岩手)、加美山茂利、小林悟、島田彰夫(秋田衛生)、臼谷三郎、西山邦隆、木村恒、佐藤郁雄(弘大公衛)、佐々木直亮、武田壌寿、福士襄、蓮沼正明、竹森幸一、仁平將、南沢昇、江渡誠三、土方恒省、一戸実、和泉四郎(弘大衛生) 会費3000円 ビ−ル各2本 不足なし 各人のPRあり
7.14. 日本産業衛生学会東北地方会第30回集談会(佐々木・竹森・仁平・南参加) 10時前秋田駅からバスで十条製紙工場見学 大森山公園から秋田大学医学部へ 昼食のあと学内見学集談会に入る 発表「韓国労働者の血圧」南・佐々木 「秋田県一農村における高血圧治療薬普及状況と血圧」佐々木・蓮沼 他に「バナジウム中毒」弘大公衆衛生の発表などあり 学生会館でビ−ルパ−テイのあと帰弘
7.15. 日本脳卒中研究会(代表梅原教授) 青森市市民会館 学術講演会と一般公開講演会 冲中重雄先生の「日本脳卒中学会設立への希望」 松岡・相沢・勝木それぞれ名誉教授の話あり 終了後知事招待パ−テイ(レストラン丸大)知事出席祝辞をのべる
7.18. 佐々木教授評議員に再選さる(医教授会)
7.20. 五所川原調査第2回打ち合わ 五所川原保健所
7.21. 弘前医学会総会 JALジャンボ機ハイジャックにあいドバイ空港へ
チバメデイカルファイル「高血圧と遺伝」(佐々木)日本短波放送で9.30から放送
7.22. 弘高創立90周年記念式典(体育館)および祝賀会パ−テイ(相互銀行クラブ)(佐々木教授医学部長代理として出席) 台風で心配された天気も秋晴れのような一日であった
7.24. JALジャンボ リビヤのベンガジ空港にて爆発 乗員無事脱出して幕
7.25. 新設電話番号についての会議
合同抄讀会 佐藤郁雄「Max Planckのレスピレ−タ」 南「韓国の医療行政および医療教育」
7.26-28. 第5回産業医学講習会 東京 南先生出席
7.30. 教室ドライブ カロ−ラ・ク−ペ(佐々木、福士、仁平、柴垣)セドリック・ハ−ドトップ(蓮沼、竹森、小山内、工藤、南)の2台に分乗して 午前5時弘前出発−黒石−十和田(朝食)八戸をへて久慈市の市川宏先生宅へ のどを潤し久慈活魚センタ−で昼食を御馳走になる 新しい国道45号線を南下、陸中普代村黒崎へ 北山崎をみたあと民宿へ午後4時到着
7.31. 朝9時出発 岩泉町龍泉洞へ ”原始の息吹秘める自然の驚異水深120mの大地底湖”さらに60万年神秘の安家洞へ(入場料350円、カメラ、ハンドバック持ち込み禁止、ヘルメット着用)山道30kmを苦労して国道45号線へ出 ドライブインで昼飯 夕食は4号線七戸町のドライブインで 夜9時弘前着 合計581kmの旅
8.4. 夏期保健活動 八戸市鮫公民館にて 講演「環境と健康について」佐々木 「農民の健康について」蓮沼
夏休み 夏休みとる人(柴垣)引っ越しする人(蓮沼)本を読む人(仁平)五所川原調査の準備をする人(竹森)論文を書く人(佐々木)パンチをうつ人(小山内・工藤)南先生は長野佐久病院へ研修旅行 学校内建築の音うるさく 甲子園の野球(青商出場、江川等々)
8.18. 第1回むつ総合病院祭(8.17-19.) 招待講演「脳卒中と高血圧の話」佐々木直亮
8.20. 五所川原調査現地(梅泉小学校)打合会 佐々木・西山
8.21. 五所川原健康水準調査第1日目 午前飯詰小(参加衛生:佐々木・福士・蓮沼・竹森・仁平・南・小山内・工藤・学生兼平・大久保・フクダ電子より1名)公衆衛生(臼谷教授以下11名)県(木村・最上)保健所(大室課長以下)
8.22. 第2日目 五所川原市文化会館
8.23. 第3日目 三好中学校
項目:問診・検尿(蛋白・糖・潜血・ph・ケトン体・Na/K・クレアチニン)血圧・心電図・身長・体重・皮下脂肪厚・腰椎可動域・握力・背筋力・肺活量・視力・遠点近点距離・タッピング数・ちらつき値・反応時間・閉眼片足立・検血(Hb・Ht・総蛋白・A/G・総コレステロ−ル・血清鉄・GOT・GPT・ALP・ビリルビン・ChbE・△pH)・外見所見(皮膚鼻皮襞・毛髪灰白度)写真。南先生の閉経期等女性生理に関する問診 HU-1試作多目的自動血圧計など始めて現地参加
8.24. 花田ミキさん保健文化賞(個人)受賞のニュ−スあり
8.25. 韓国での医療事情視察・高血圧の疫学的研究のため出張(1ケ月)蓮沼助教授離弘
8.29. 昭和48年度東日本学校給食研究集会 青森市民会館 特別講演「健康のしくみ、とくに食習慣との関連について」佐々木直亮
9.2. 金屋血圧調査(佐々木・竹森・仁平・学生4名) 従来の血圧測定値と自動血圧計との比較を行う K音録音
9.4. 狼の森血圧調査(佐々木・竹森・仁平)自動血圧計と聴診法との比較を行う K音録音 公衆衛生臼谷・眼科松山助教授らの検診もあり
9.5. 教養医学概論「健康にちなんだ言葉」佐々木
9.11. NHK東北本部放送部中山健氏9.17.話題の広場「脳卒中とたたかう」の録画取材のため来室
9.12. 第9回赤ちゃん会議 十和田市十和田准看護学院 特別講演「現代社会環境と母子保健」むつ総合病院産婦人科長沢一麻 話し合い「現代社会と赤ちゃん」(佐々木教授第2分科会「母性とたべもの」に話題提供 助言者として出席)
9.14. 第27回青森県学校保健研究大会 鰺ケ沢西海小学校
山田信男先生ヨ−ロッパ視察旅行へ出発
9.26. 合同抄讀会 一戸「歯科と公害」 竹森「X線マイクロアナライザ−」
9.27. 11.22.日本短波放送予定臨床ハイライト「くも膜下出血の疫学」(佐々木)の録音 RAB弘前放送局
9.29. 県の脳卒中の実態調査(昭和47年度)の資料結果ほぼ出来上がる
No.26.
1973.10.4. 3,4年総合講義「高血圧」
10.5.寒波
10.7. 昭和48年厚生省特別研究補助金による「循環器障害の成因と予防に関する基本的研究」第1回研究班会議 佐々木・杉田出席 発表「脳卒中死亡の動向についてのコホ−ト分析および生前の血圧と脳死」佐々木
10.9 蓮沼助教授韓国より帰学
10.11. 広島にて第32回日本公衆衛生学会総会前日 教育協議会、評議員会 夜せとうち荘で奥田教授の世話で十一会(教授・助教授)開かれる
10.12. 広島郵便貯金会館で900開会のベルと共に公害健康被害補償法に反対する5-60人の学生の一団に壇上を占拠され会長(田中正四教授)特別講演、その後のシンポジウム開かれず 午後の癌の特別講演半ばにして再び中止流会となる 午後4時のNHK-TVで全国へ放映される 教室から佐々木・竹森・仁平・南先生参加
10.13. 大雨の中平穏に学会開催される 発表「国立公衆衛生院における専攻課程医学科の教育について第1報」仁平、他 夜高血圧自由集会あり
10.14. ようやく雨あがる シンポジウムIV「成人病対策 とくに脳血管疾患を中心として 第1席 脳卒中の最近の研究から」佐々木
八甲田・岩木山に雪
10.17 一戸先生学位論文資格通過(教授会)
10.20. 保健医学研究会主催研究発表会と講演会 小臨床講堂 学生の発表のあと 講演「健康にちなんだ言葉、緒論」佐々木 「わが半生 看護の道をあゆんで」花田ミキ 青森高看からも多数参加 盛会であった 終わってビ−ルパ−テイ
10.25. 弘前大学環境保全対策委員会排水処理専門委員会開催される 福士・竹森委員として出席
10.27. 医学部内運動会
夏期保健活動中央反省会 青森市自治会館 佐々木・蓮沼出席
第3回東北女子大学神無月祭記念講演「Saltの話題」佐々木直亮
10.31 合同抄讀会 木村恒「進行性ジストロフイ−」 蓮沼「多目的自動血圧測定装置」
11.1. 南先生アジヤ農村医学会出席のあとアメリカ帰りの奥様を伴って来室
永山隆造先生(昭37卒)老人養護施設社会福祉法人東医会を常盤村へ設立準備中と挨拶にみえる
第18回出血性疾患研究会 駅前りんご商業会館 発表「生前の血圧と脳内出血」佐々木 終了後懇親会あり
11.3. 徳島大鈴木幸夫教授来弘 丸長で臼谷教授らと会食 佐々木出席
11.7. 第6回青森県公害審査会 ホテル青森 佐々木出席 知事より辞令交付 臼谷教授今回より新委員となる
11.8. 蓮沼助教授血圧測定装置について打ち合わせのため東京へ出張
11.9 RABニュ−スレタ−”りんごの話題”弘前りんご公園で生中継佐々木教授2分間出演
11.14. 雑誌”脳卒中”発行発起人会 岡山プラザホテル 佐々木出席
11.16. 弘前大学医学部長選挙管理委員会組織される 委員長佐藤光永、佐々木直亮委員他
11.17. 卒業30周年記念の同窓会(熱海)へ佐々木
11.18. 第3回高血圧成因カンファランス(主催アジヤ・太平洋地域高血圧成因委員会) 東京渋谷薬学会館 佐々木教授招請会員として出席 大池内科からも出席していた 会場費1000円 主として内分泌系の研究で京大病理から”脳卒中における遺伝素因の重要性−脳卒中易発症ラット−”について発表あり
11.19 弘前地方雪になる 出張講義 慶大医2年「高血圧の疫学」佐々木直亮
11.22. 青森県農薬危害調査委員会 新会長に角田前会長再選 臼谷教授柚木部長と副会長 石見教授新委員 佐々木教授出席
11.24. 花田ミキさん保健文化賞受賞記念祝賀会 青森市八甲荘 大学より梅原・佐々木・武田・吉田時子教授出席 エピソ−ド・テ−ブルスピ−チ多く、歌あり、おどりあり 「女けつ物(次長、中村院長、青山局長)」「ひたすらに愛をもとめて(佐々木)」「看護管理とコ−ヒ−の粉(武田)」「保健婦の力を知らせてくれた生体年齢で(梅原)」「何事にもえんりょなく(青山)」「いとこにあんなにも影響力を与えた方はどんな方かしら、看護のリ−ダ−シップをとり、行動し、しゃべり、書き(吉田)」「はげまされの言葉を受け人間の重みを感ず(秋山)」「表彰式に配偶者をつれてくるようにいわれしまったと想った 今日はすばらしい男性にかこまれてうれしい 青森の歌をというのでモッコの歌を表彰式のとき聞いたが 母のこと 青森の子ども達のことが頭にうかんだ このインフレが保健福祉に影響することを心から心配する(花田)」
33会(昭和33年卒)15周年同窓会 弘前ニュ−キャッスル 関係教授招待される(佐藤煕・佐藤光永・山本・松永・角田・佐々木・品川・帷子)
11.28. 医学部長選挙に関する告示
第12回青森県公衆衛生大会 青森市農業会館 特別講演「青森県民の健康像−過去・現在・未来」佐々木直亮 午後話し合い「対人サ−ビスについて」
11.29. 蓮沼助教授血圧測定器の件で上京
11.30. 「脳卒中の臨床と研究」医学書院発行予定初校出る
12.2. 六ヶ所村長選挙 寺下氏やぶれ古川氏当選
12.3. 教室内輪忘年会 平野
12.12. 学部長予備選挙投票11am-2pm病院大会議室(大池・品川・松永三教授五十音順)参考候補者となる
水曜会忘年会 炉辺
弘前市医師会長選挙開票(小野定男会長らきまる 小野淳信先生副会長次点となる)
12.13. 合同抄讀会 山田「相馬村老人の脊柱湾曲の実態調査」 臼谷「有機燐農薬の残留性」
12.14. 青森高看公衆衛生看護学部研究発表会 佐々木教授助言者として出席
青森県農協婦人部協議会創立20周年記念大会に際し福士襄教授ら学習活動協力に感謝状を受賞(青森市民会館)
12.15. 青森県における循環器疾患(昭和47年度)とくに脳卒中についての実態調査の勉強会(県公衆衛生課鈴木・木村・成田、弘前保健所成田課長、教育津島さん、看護学生他 佐々木・蓮沼・南)
臨床検査技師学校生徒心電図よみとりアルバイトで来室
12.16. 雪の日曜日 西目村血圧調査へ (蓮沼・竹森・仁平・南・学生4名)アンケ−ト・出戸・潟保の尿・爪・かみの毛の調査(竹森)閉経期に関する聞き取り調査(南)
12.17. 教室内床ふき掃除
12.18. 一戸実先生論文教授会通過
12.20. 弘前医学会76回例会 臨床講堂 発表「青森市における呼吸器疾患有症率について」佐々木 佐々木教授西目村へ
12.21. 中村久造先生西目村の血圧調査に参加 23日まで
12.23. 西目村血圧調査反省会に際し佐々木教授からスライドと共に「西目村血圧測定17年をかえりみて」の講演あり 村長・課長以下村の主だった人出席
”研究の重みは早や17年”西目村へ行って早や17年目を迎えた。研究の重みを感じましたとは調査に自主参加された中村久造先生の言葉だが、行った本人は時のたつの早さを感じさせた。
秋田県立心身障害者コロニ−鳥海の園の若い職員の活動に感動した蓮沼助教授の発議によって衛生学教室教官一同より金一万円贈る ”コロニ−の若き職員に感激し”