日航が禁煙席を50%にして場所を前の方にするという。ようやく国際レベルになったものといえよう。
「禁煙席」ではなく「喫煙席」をつくったらどうか。新幹線なら禁煙車ではなく、喫煙車というように、発想の転換である。
子供はもちろんのこと、女性、そしてできたらたばこをやめたと思っている男性を含めると、日本人の大部分がたばこと縁のない人になった。
しかし、たばこを吸う人がいることも現実である。この人たちのために、安心してたばこが吸える場所を提供するのがサ−ビスではないか。
自分の健康を犠牲にし、たくさん税金を払ってくれる方のために、排気をよくし、防火の完全な喫煙の場所を提供すべきである。
その他の場所は大勢のために、たばこを吸う場所ではないという考え方が一般化するだろう。
医師をはじめ保健衛生従事者は、たばこと健康との関係については正しい知識を与え、現にたばこを吸っている方に、なんとかたばこの害をうけないように支援しなければと考え、あえて「喫煙車」を提唱する。